上か下かの関係!犬の順位制とは?
- Ai Kawamoto
- 2016年3月21日
- 読了時間: 3分
こんにちは!
ぶー子です(^^)
犬といえば、群れをなす動物だと、みなさんご存知かと思います。
そして、そこには必ず、その群れを引っ張っていく、ボスが存在します。
今回は、そんな犬の順位制について、お話いたします。
たとえば、
犬が20頭で群れをつくっていたとします。
リーダーが1頭、群れの1番トップにいることはみなさん想像できますよね。
じゃあ、あとの19頭の犬たちは、
どういった関係にあるのでしょう?
みなさん、お分かりでしょうか?
残りの犬19頭にも、
2位から20位までの順位がちゃんとついています。
つまり、何頭の群れでも犬の社会は、
縦一列に並んでいるのです。
15位と16位は兄弟犬だから同じ位である、っていうことはありえないのです!
ワンちゃんには、
上か下かしかありません。
同じ順位は、存在しないのです!

そしてワンちゃんたちは、
自分たちが生きていくための食料にありつければ満足なので、となりの群れを子分にしたり、
またメンバーを増やして、
もっと大きな犬の群れにするといった野心などもありません。
野生の時代からこういう犬の本能は、
ずっと受けつがれています。
人間といっしょに暮らすようになった愛犬でも、 自分が家族の中で何番目の順位なのか?をハッキリさせたいのです。
その順位がハッキリしないことは、
かえって犬たちのストレスになります。
人間の私たちには考えられないほど、
ワンちゃんたちは不安を感じ、
心を痛めているのです。
ワンちゃんが
「この家族では、平和に暮らしていけるよ!」と思えるには、 まず自分の順位を知ってからです。

一度犬の群れの順位が決まると、
その順位が変わることはほとんどありません。
ワンちゃんは根っからの平和主義なので、
下の犬はトップを狙って争うことなどなく、 犬どおし、とても仲良く暮らしていきます。
また、相手の後ろから乗ッかかる行為(マウンティング)でも、順位を決めます。
交配のために行うマウンティングではないなので、オス犬同士またはメス犬同士でもマウントします。
上に乗っかった犬が、
「あなたより私の方が上だよ!」と言っているのです。
あなたは愛犬にマウント(=マウンティング)されたことはないですか?

それは、あなたとの力関係がハッキリしないので、
犬が自分の順位を確かめているのです。
愛犬にマウントされる飼い主さん、 残念ながら、リーダーになれない飼い主です(>_<)
しかし、
今からでもワンちゃんのリーダーになれますので、
がっかりせず、
ぶー子に任せてください♫
ただし、
リーダーになることが犬にとって
一番の幸せなのか?と
思う飼い主さんもいらっしゃるかと思います。
ただし、リーダーになることが犬にとって一番の幸せなのか?
この答えは、絶対NO!です。
なぜNOなのか。
この応えは、次回お話します♪
ぶー子
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